新型コロナ影響による突発人材需要の話

グローバル
Gerd AltmannによるPixabayからの画像

新型コロナ影響によって不況入りし失業率は上昇傾向へ

新型コロナ影響によってGDP成長率は明らかなマイナス傾向へと入りました。

2020年1~3月期の日本のGDP成長率は-3.4%となり、経済は縮小しています。

一部業種については倒産のニュースも増加しており、当然ながら雇用も縮小していきます。

今後は失業率も増加へと向かうでしょう。

しかしながら新型コロナ影響による人材需要もある

一方、全ての業種・全ての企業において雇用が減少するかというと必ずしもそうではありません。

オンライン会議プラットフォーム・Eコマース等の産業についてはむしろ需要が増加しており、採用も活発になっています。

つぶさに見ていけば雇用が増加している産業や企業もあるのです。

急激な変化への激変緩和のための需要と構造変化による需要

しかもそのような人材需要には二通りの需要があります。

  1. 急な環境変化に対応するための人材需要: 暫時的な対応
  2. ニューノーマルと呼ばれる新しい産業構造に対応した変化による人材需要: 恒常的な変化

1点目の暫時的な変化についてはある程度時間が経てば落ち着いて来るでしょうが、2点目については基礎となる就業人口動態としての変化が見込まれます。

激変緩和のための人材需要の例

この記事では1点目の急激な変化に対応した人材需要についての話をしたいと思います。

実はある人材エージェントからこの突発人材需要についての情報をもらい、その内容が興味深かったため、それを紹介したいと思います。

新型コロナ影響による人材の突発需要の事例
  • ヘルスケアサービス会社向けのコールセンターを設立し、高齢者向けに食料品店や交通機関などの日常生活サポートをガイドするためのサービスを拡充
  • 非営利団体向けに技術ライターを多数採用し、ITリテラシーが低い方々向けのノウハウマニュアルを作成。ZoomやSlack等の使い方についてサポート。
  • 教育サービス会社向けにITアウトソーシングを拡充し、ユーザー向けのサポートメニューを増加

このように自粛あるいはオンライン化に対応するためのサービスやサポートを拡大する動きが盛んだということです。

最後に

新型コロナ感染症影響によって経済活動は停滞していますが、一方で活動が活発になっている業種や方面もあります。

つぶさにそれらの状況を観察しながら少しでもより良い雇用や事業機会を捉えていただけたらと思います。

皆さんにとって何かしらの参考になれば幸いです。

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